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zoom RSS 冗談の滝

<<   作成日時 : 2009/08/14 01:31   >>

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まさに深山幽谷。

シモガ・タウン駅からオートで7,8分でバススタンド。オートの運ちゃんにジョグ・フォールズ行きを見つけて貰って乗り込むと、ほどなくバスは出発。どのくらいの頻度なのかは分からないが、ともかく途中乗り換え無しの直通便でほっとする。

3時間半ほどかけてたどりついた冗談滝は周りに人家もない山中。展望スポット一帯が自然公園として整地されていて、土産物店や軽食スタンドが並ぶ小規模なアーケード、KSTDC(カルナータカ観光振興公社)経営のHotel Mayura Gerusoppa、別棟になっているホテルの食堂と管理棟、それに広大な駐車場がゲートの内側にある。

10時前に着いて朝食。チェックインの正午までは展望台周辺をただウロウロして過ごす。

Jog FallsJog Falls


左上が、あの Joke Falls (Kannada - 2005) Dir. Ashok Patil でラメーシュ・アルヴィンドが贋管理人としてヒロインをからかったポイント。これじゃ意味不明だろうが前方に霧に煙った滝が迫っているのだ。公園内の一連の建造物のなかで滝が眺められるのは実はここだけ。しかし建物はしっかりと施錠されて、行楽客が立ち入れるのはこのポーチ部分のみ。おそらくは貴賓室としての別館なのではないかと思われる。

昼を過ぎてチェックインしたホテル・マユーラ・ゲルソッパはこんな感じ。まあ、予測していたとおりの公営カルナータカ様式。まるで収容所のような外観、無闇に広い客室、不似合いに豪華でデカいテレビ、食事(別料金)は不味い。部屋はまず日本式にいうと2畳ほどのエントランスホールがあり、メインのベッドルームは12畳。それから3.5畳ほどのドレッシングルームがあり、窓に向かってソファがしつらえてある4.5畳の次の間。これに6畳ほどもあるバス(洋式トイレとシャワー)がつく。バスルームは寒々しくて、裸足で歩いたらじゃりっとしそうな感じ。一泊400ルピーぐらいだったか。

Hotel Mayura GerusoppaHotel Mayura GerusoppaHotel Mayura GerusoppaHotel Mayura Gerusoppa

モンスーンの真っ只中、小雨がぱらつき霧がよぎり明快な眺望は一時間あたりでもほんの数分。水の流れ落ちるてっぺんに行く(Mungaru Male ごっこ)のはこの季節は不可。滝壷のあたりに下りることはできたはずだが、あまりにも疲弊していて考えることもできなかった(上から見ただけでもわかるゴミの堆積にげんなりしたものもあって)。観光客は大型観光バスや自家用車でひっきりなしにやって来るが、ひとしきり歓声を上げて写真を撮り合うとすぐにいなくなる。計画段階では、ここの宿が取れなかった場合の代替案(バスで小一時間の距離にある街)まで調べたが、ジョグ・フォールズを泊りがけで観光する旅行者というのは結構少ないのではないかと思った。

滝を眺められる場所は案外限られていて、その上雨でベンチにも座れず、ただただ同じ場所をウロウロして時間を潰した。夜7時過ぎに夕食をとった後(食堂から客室に戻る時には、街路灯もない暗闇を100メートル以上も歩かされ、車止めにけつまずいて危うく落命するところだった)はもう何もすることがなく、異様なほどに立派なテレビが設置されている訳を納得したのだった。テレビを消すと、耳に入るのはただ轟々たる滝の音。満室ではないものの他に宿泊客もいることは昼間に見て知っているのだが、とてもそれが実感できない。10キロ四方に自分以外の人間はいないのではないか、そんな風に思えるほどの恐ろしい孤絶感。じーんときました。

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