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zoom RSS 天気晴朗なれどノリ悪し

<<   作成日時 : 2009/10/28 01:01   >>

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1985 Calcutta

このエントリーはしょーもないボヤキ節ばっか、せめて花のある絵を載せよう。イメージは全て1985年2月のカルカッタのもの。ハウラー橋のたもとの花市で撮影、宵にはシヴァラートリの大祭をひかえて大賑わいだった。

それにしてもベンガル人の顔観察は面白い。ベンガルに長期滞在している人から以前に教えてもらったが、アーリア系主体の北インド人の中にあって、ベンガル人は際立って混血的な集団なのだそうだ。ネパール・東南アジア・南インドなど近隣地域との間での長い混交を経て成立した民族なのだ(詳しくはこちらさんなど)。もの凄く色〜んなタイプの顔がいるんだよ。

それからこの1985年のカルカッタでは生涯忘れられない黙示録的な光景を目撃したんだった。もしも世の中に下ネタのオリンピックというのがあるならば、H部門・ばっちい部門のなか後者での表彰台は確実という凄いネタ。これまでにも何度か開陳したいという欲求に駆られたことはあったが、和やかな食事の席を阿鼻叫喚の巷としてはいけないという理性が働いて思いとどまった。このまま墓まで持っていくべきなのかどうか。今度の旅ではその現場近くまで行きながら、怖くて再訪できなかった。

話を2009年に戻して。やっぱ敗因は体力の低下と理論武装の不足だったな。大いなる邑カルカッタに3泊もしておきながら、観光名所を一箇所訪れただけでそれ以外は吹聴して廻れるようなことを何もしなかったんだから。

モンスーン期のはずなのに連日カンカン照り、埃っぽい屋外に2時間もいればそれだけでへたってしまう、そんな3日半。日頃は昼行灯でも、印度に降り立てば(時差の関係もあって)朝から全開で遊びまくる、それがいつものことだったのに、この数日間は起き上る気力も出ず午前中ずっと部屋に居続け、朝食すら省略なんてのばっかりだった。これはかなりヤバい、歳はとりたくないもんだ。

そのうえ日本の日常生活での癖が抜けきらず、公共交通機関での移動に固執したことも良くなかった。カルカッタではやろうと思えばできてしまうのだが時間と体力のはなはだしい無駄遣い。何も考えずにひょいっと手を挙げて流しのタクシーを捕まえられるようになったのは、やっと3日目になってから。

1985 Calcutta1985 Calcutta

理論武装の不足の方はさらに致命的だった。事前に用意できた兵用地誌っていったらロンリー・プラネット『インド』の日本語版しかなかったんだから。

「これは聖なる本なんだぜ。インドについて知っておく必要のあることは、すべてここに書かれてる。この本を読まずしてインドに来るなってくらいだよ」
「あれ、インドについてすべて書かれているのは『ロンリー・プラネット』じゃなかったっけ? だったら『ギーター』は『ロンリー・プラネット』よりもいい本だってことか。値段とかは最新のものに訂正されているのかい?」(ウィリアム・サトクリフ著『インドいき』P.113より、本書は現在『インドかよ!』と改題されて文庫化済み)


『バガヴァッド・ギーター』に擬えられるくらいのありがたい本だが、カルカッタに関しては物足りない。もちろん最低限のサバイバル情報は押さえてあるけど、地図が使えない。オイラともかくね、旅先でまともな地図がないと激しくモラルが低下しちゃうタチなのよ(泣)。

インドで街歩きのための都市地図なら、業務用車両メーカー・アイシャーの出版部(どうやらこの会社、印度国土地理院の役人が天下って起こしたもののようだ)のものってのは常識。今のところ他の版元のものは問題外って感じだ。で、当然カルカッタのものも出てると思い込んでたのだが、カタログに載ってない(随分前に確かにラインナップにあったはずなのだが)。現地の書店で訪ね歩いても、そんなもん聞いたこともないぜ、ってな反応。やむなく古ぼけた印象の一枚もの地図を求めたが、これがトラムの路線は入ってないわ(怒)、地下鉄の駅はところどころ抜け落ちてるわの粗製品。ノリ悪ぅ〜。

無闇にでかい街でローカルフードにありつこうってんなら食堂指南も必要。以前にバンガロールの書店で Times Food & City Guide のカルカッタ・グルメガイドを目にしていたのでこれを求めようとしたのだが、全然見つからん。なんでバンガロールで並んでてカルカッタにないんだよ!

で、まともな地図とイケてるガイドブックを求めて書店をハシゴ。我ながら何やってんだろね。

歩き回った書店
Oxford Book Store @ Park Street:交通至便。お洒落な雑貨コーナーもあり、お土産になりそうなグッズが多数。
Starmark @ South City Mall:南郊の巨大ショッピングモールにあり、市内最大と思われる。DVDの取り扱いもあり。
Starmark @ Emami Shoppers City:同じチェーンの市内の店。DVDの取り扱いもあり。
College Street:カルカッタ大学脇、書店(露天も含む)が蝟集している通り。目当てのものを探すのは難しそうだが、まるで鮮魚市場みたいな呼び込みが凄い。いっぺんぐらい見といても損はない眺め
Crossword @ Elgin Road:ここは行かなかったけど、現地の人間に尋ねたところではお勧めとのことだった。

ゲットした本:いずれも高尚な文化史&建築散歩がメインでで旨い飯屋、クールなョップの情報は少ない。
Ten Walks in Calcutta by Prosenjit Das Gupta
A Jaywalker's Guide To Calcutta by Soumitra Das
West Bengal Travel Guide by Eicher Goodearth

予習用のウェブサイト
CalcuttaWeb:総合サイト、地図コレクションもあり。
Virtual TouristKolkata (Calcutta) Shopping:主要ショッピングセンターのリスト
I-Kolkata.com Books Publishers/Suppliers:書店リスト。
Tourist Map of Kolkata:National Atlas and Thematic Mapping Organisation 作成のカルカッタ全図、制作年不明。

これと若干のDVD買いだけで最初の二日間を費やしてしまった。まったくもって意地になってたとしか言えん。

1985 Calcutta

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