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zoom RSS コルール・ムーカンビカ寺院2

<<   作成日時 : 2009/08/18 00:58   >>

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翌9月13日は朝から参拝して、昨晩はご馳走様でした、と御礼。

サウパルニカ川のほとりに佇むこの寺の縁起を説明する伝説は何種類もあるが、一番面白いのがアーディ・シャンカラにまつわるもの。

コルールから40kmほどのコダチャドリの丘で瞑想していたシャンカラの前に、女神が示現する。彼はこの女神を生まれ故郷のカラディに勧請したいと願う。シャンカラの望みを女神は聞きいれるが、ひとつだけ条件をつける。先導するシャンカラは決して振り返って女神を見てはならない、というものである。もし彼が振り返ることがあったら、女神はその場所から動かないことになるだろうとも。シャンカラは女神の足鈴の音を聞きながら後ろを見ることなくコルールまでやってきたが、ここでどうしたわけか忽然とその音が途絶え、思わず振り返ってしまった。以後この地に女神は留まり続けた、というもの。(Outlook Traveller:101 Pilgrimages, P.435よりテキトー訳)

この寺のケララ地域との縁の深さを示唆する伝説である。実際ケララ人の間でのこの寺院の人気は大層なもののようで、マラヤーラム映画でもこの地への巡礼を示唆する台詞に時々出くわすことがある。そしてこの日から約5ヵ月の後には、あのカヴィヤ・マーダヴァンさんがここで華燭の典を挙げ、境内が阿鼻叫喚となったのだった(そしてさらに5ヵ月後にはあんなことになっちゃって…、呆然)。

広大な敷地内に大小の伽藍を擁するシュリンゲーリ・シャーラダ寺院とは対照的に、ここのお寺さんはほぼ直方体の石積みの本堂の周りを回廊が巡っている、ただそれだけ。回廊の一辺の長さは40,50メートルというところだっただろうか。本堂と回廊の間の、元来は露天だった中庭の大部分がトタンの雨よけで覆われているので暗くて見通しが悪くて、絵にならないこと極まりない。しかし雨季の物凄いスコールを目の当たりにするとこれも頷ける。やはり Malaya Marutha のラストシーンはムーカンビカ寺院と言いながらも、ここでは撮影されていないんだな。

Kollur Mookambika TempleKollur Mookambika TempleKollur Mookambika Temple


本堂をぐるりと取り囲むように善男善女が並んでるが、もともと小ぢんまりしてるとこだから行列っていっても大したことはない。するするとご本尊を拝んで、寺務所でラッドゥーを購い、お約束の象さんのパコーン(いつ見てもこれは祝福というよりはドツキに思える)を見物してお参りは終了。

それにしても不思議なのだが、これまでに色んなお寺さんでずうずうしくご本尊まで拝ませてもらっているが、その映像が目に焼きついているものが殆どないんだ。写真に記録しない映像はたちどころに記憶から飛んでしまうほど惚けが進んでいるのか、それとも何か不思議な力が働いて不信心者の脳裏からダルシャンのイメージが拭い去られてしまうのか。

Kollur Sir Marikamba TempleKollurKollur


余った時間は小さな集落内を散策。サウパルニカ川の湾曲部で熱心に沐浴する人々、蟻塚をそのままお堂で囲んでしまった Kollur Sri Marikamba Temple などなど。立ち並ぶ土産物・宗教グッズ店の看板の多くはカンナダ語、英語、マラヤーラム語、タミル語の併記。歩いてる連中を見てもケララ人濃度は相当に高いと思えた。御馴染みのラルさんポスターまであったのには笑った。

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そんなこんなで午前中は終わり、次の目的地ティールタハッリに向けて12時のバスで出発。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
Kaviyaさん、そんなことになっていたとは!?ちょっとショックです。宴に出たVineeth君もショックに違いないです、たぶん??
花隈會舘
2009/08/23 01:15
豪華な婚礼衣装をまとったカヴィヤさんは、「ケララの理想の花嫁」を体現したものに思えましたが、急転直下の成り行きに唖然です。なぜあそこまで結婚相手選びを焦らなければならなかったのか、ネット記事には上がってこない深い訳があったのかも。この後どうするんですかね。
Periplo
2009/08/23 02:44

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