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zoom RSS 山國から都留國へ、そして椰子國へ

<<   作成日時 : 2009/08/26 00:41   >>

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9月17日、4泊もしたコラヴァラ・ヘリテージともお別れ。

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朝食の後、車でティールタハッリに送ってもらって11時35分のウドゥピ行きバスに乗り込む。やってきたバスは既に満席だったが、御館様の迫力で、運転席に近い眺めのいいところに空きが出来てそこにもぐりこむことになった。

当初はウドゥピに1,2泊する予定を組んでいたが、前前日だかのバンドのしわ寄せで、到着後数時間観光して、夕刻にはコーチンに向けて発たなければならない。さすがにいきなりその日の寝台列車の切符を買い求めるのは不確実だろうということで、若旦那がウドゥピ→コーチンの夜行寝台バスを予約してくれた。

1時間弱の爽やかな林間のドライブでマレナード西端の集落・アーグンベ(上中央)に到着してトイレ休憩。あの Malgudi Days (English/Hindi - 1987) Dir. Shankar Nag の撮影地。ドラマでの陽光溢れる南印の村というイメージとは裏腹に、このときのアーグンベは冷涼な高原の雰囲気を漂わせていた。しかし一般的な意味でのアーグンベのハイライトはこの集落ではなく、ここから20分ほどの峠越えにある。というより峠降りかな。バンガロールなど東側からマレナードに入るときにはなだらかに徐々に高度が上がっていくアプローチが多いが、アーグンベを経由してマレナードから海側に行くルートは絶叫系コースターみたいにストンと落ちる。なので眺望絶佳となるわけなのだ。こんな感じ。分水嶺を越えて眼前にトゥルナードが広がる瞬間は感動する。いかに言葉を費やしても説明しきれないだろう風土の違いが体感できる。闊達で風通しのいい土地にやってきたのだということが身に沁みた。転がるようにバスはスピードを増して、2時間40分後にウドゥピに到着。土ぼこりと穴だらけの歩道、そしてむやみに多い車が剣呑な、地方都市の風情。

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バスターミナルのすぐそば、ホームステイの若旦那がお勧めだと言っていた Kediyoor Hotel で遅い昼食。夢にまで見た南印ベジ食の源流の一つ・ウドゥピでミールスを味わったわけだが、正直なところどうもピンとこなかった。これまでの4日間の家庭料理の質がかなり高かったせいかもしれない。

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食後の3時間半ほどをウロウロ歩き。まずは最も高名なクリシュナ寺院へ。本堂で地元の婦人達が詠唱するシュローカムを聴いて夢心地。

いつのまにか、ぱりっとした絹のドーティを身に付けた若いお坊さんにアテンドされてることに気がつく。こっちはフラフラ気ままに歩き回りたいだけなんだけど、なんかこう、きちっとコースになってるような手順で調理室から牛の飼育場までぐいぐいと誘われてしまうんだ。クリシュナ寺院を一通り廻った後、隣のアナンテーシュワラ寺院(Kadiyali Mahishamardhini Temple とも)まで案内しようとしているので、さすがにここで「君はお坊さんなのかい、それとも勝手にガイド君なのかい」と尋ねると、胸を張ってプロのガイドだと仰る。お寺さんで喧嘩するのもなんなので、寸志をお渡しして、これから先は独りでまわらせてくださいとお願い。いや、久しぶりにやられた、「お坊さんでかつプロのガイド」に。去り際には、要らないって言ってるのにカンナダ語で書かれたお寺のパンフレットを持たされた。ま、そんなに悪質な奴じゃなかったけど。「ガイジン税」みたいなもんかな、これ。

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二つのお寺さんを拝んだあとはぶらぶら。小さな街で歩きやすい方だとは思うんだけど、これまで涼しい山の中で過ごしていたもんだから異様に疲れる。最初の計画ではもっとあれこれ見物するつもりだったんだけど、もういいやってことでお茶して時間つぶし。バスターミナルに戻り、6時50分にコーチン行き夜行バスで出発。地獄の一夜の幕開けとも知らず。(続く)

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